ガラスの豆皿

2019年7月11日

 

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中川政七商店の豆皿が入荷しています。

 

 

1949年、漁業用の浮玉(うきだま)製造からスタートした

青森の北洋硝子に中川政七商店が別注した

「津軽びいどろ」の豆皿です。

 

 

ガラスの種を落とした型を高速回転させ

遠心力によって成形する「スピン成形」という方法でつくられた豆皿は

形に微妙な揺らぎが出るのが特徴です。

 

 

「津軽びいどろ」のルーツともいえる

津軽半島・西海岸七里長浜の砂から生まれた

グリーンの「七里長浜」。

北洋硝子のガラスはもともと無色透明でしたが

職人さんの思いつきで七里長浜の砂を少し加えてみたところ

何とも言えない深みある緑色が付いたそうです。

アイディアがすごく面白いですよね。

 

 

深みのある「瑠璃」、涼やかな「藍鼠」も

とてもきれいな色をしています。

 

 

薬味皿にしたり醤油皿にしたり。

夏らしくてとても涼しげな食卓を演出してくれます。

 

 

江戸硝子の豆皿も入荷しています。

こちらは大正6年より東京でガラス製造を続ける

岩澤硝子株式会社と中川政七商店がつくった豆皿です。

製法はこちらも「スピン成形」でつくられており

光にかざすと形に微妙な揺らぎが出ているのがわかります。

 

 

同じ種類でも一枚一枚異なる、豊かな表情が魅力です。

回転によってできた同心円状のラインも

水紋のようで涼やかな印象です。

 

 

左上はシンプルな「透明」、

下がリズミカルに気泡が入った「泡」

右上が白い色粉をまぶすことで生まれたやわらかな表情の「白」です。

 

 

厚みのある優しい印象の江戸硝子。

こちらも夏の食卓を爽やかに彩ってくれますよ。

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