森のバケツポシェット

2019年4月18日

—GW ラプレ軒下出店情報—

5/1(水・祝) 11時~

ルパンマディ(パン屋さん/熊取)

5/5(日・祝) 11時~

七穀ベーカリー(パン屋さん/香里園)

どうぞお楽しみに!

※※※

4/30(火)お休みさせていただきます


 

 

季節の移ろいもあっという間で、桜と入れ替わるように

ラプレ軒下のモッコウバラのつぼみが膨らんで来ました。

開花までもうすぐという感じで楽しみにしています。

 

本日はサルビアから届いた、森の草花が思い浮かぶような

素敵なバッグをご紹介します。

 

 

造船の街・広島県尾道で、昔から船上で使われてきた帆布製のバケツをモチーフに

帆布バッグには珍しいコロンとしたかたちと、フォレストモチーフの刺繍が可愛いバッグです。

サルビアのデザイナー・セキユリヲさんが

森を歩いたときに感じた気配を描いた刺繍柄だそうです。

 

 

 

「技術を未来に繋いでいけるように」という想いで

昔ながらの丁寧な仕事をされる作り手さんと一緒にものづくりをするサルビアが

一緒に作ったのは、広島・尾道の立花テキスタイル研究所さんです。

尾道で最後の1軒となった帆布工場「尾道帆布」の生地がバッグに仕立てられました。

このバッグを作るのに使われている織機は製造が終了している機械だそうで

壊れたらなくなってしまうもの。貴重な織機はメンテナンスを繰り返しながら大切に使われているそうです。

 

 


色はナチュラルな風合いのキナリとグレーの2色。

深みのあるグレーのカラーは、尾道の鉄鋼所から出る鉄粉を使って

立花テキスタイル研究所が独自開発した染料を手作業でプリントした色です。

まるでデニムのような独特な風合いが素敵です。

 

 

 

広島・尾道で織られた帆布は、新潟県五泉へ運ばれ刺繍の工程へ進みます。

刺しゅう糸に使われているのはウール糸とコットン糸。

やわらかく切れやすいウール糸での刺しゅうは難しい技術が必要ですが、

温かみのある風合いを出すため、手間暇をかけて手刺繍のような仕上がりになっています。

 

 

 

刺繍が入ると再び広島・尾道へ戻り、そこで縫製されます。

分厚い帆布ですが、尾道帆布をよく知る職人さんの手によってスイスイ、綺麗に仕上げられ完成します。

丸底のバケツ型×分厚い帆布で自立するので

マルチケースとしてインテリアにも◎

水や汚れにも強いです。

 

 

 

 

持ち手は革紐タイプと綿紐タイプがあります。

肩掛けにしたり、手持ちにしたり楽しんでくださいね。

 

 

 

日本の技術で丁寧に手間暇をかけて作られたバッグ。

お出掛けにもお家のインテリアにも優しい彩りを与えてくれます。

母の日のプレゼントにもオススメです。

 

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